皮膚科医になった理由(わけ)
01
22
2007
(前ブログからの移行記事です)
人間は5感といって、聴覚・視覚・嗅覚・味覚・触覚があるけれど、それぞれの人により、どの感覚器をどのように使うことが優れているか どの感覚器どのように使うのが劣っているか違う。
私は、視覚で捉えたものを記憶したり、小さな違いを見つけたり、色の違いも色弱と反対にちょっぴり色強なところがあることに医者になる前から、少しずつ気づいていた。
きれいな景色に出会ったら、それを何回も記憶の中から呼び起こして色の隅々まで思い出してみたり。変わった雲の形もずっと覚えていたり・・・。
だから年中デジャブのようなことが起こる。
この雲とまったく似た形を見た。
この空と同じ青さを見た。
教科書や参考書の内容はすぐ忘れてしまうのに、目で見た写真や、絵は、時がたっても細かいところまで思い起こせる。
皮膚科が一番あってるのかもしれない。
なんとなくこういう小さいことの積み重ねで卒業前に希望の科を選択するころには何の迷いもなく皮膚科に決めていた。
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