キリマンジャロ登頂

01
15
2011
 

左: 一緒に登ったポーター・ガイド・コックさんたちです。
右:崖もガイドと一緒に。何度も荷物の重さに引っ張られて、
後ろに落っこちそうになりました。



左:寝食を共にしているうちにすっかり仲間になってます。
この帽子は友人がお守りの意味も込めて、手編みしてくれました。
英語?というかローマ字?日本語?で
Mezase Gambare Kilimanjaro Wakako  と刺繍してあります。
右:1月3日 登頂アタックに夜中の1時に出発




キリマンジャロの山がきれいに見えます。
でも一番きれいに見えて、よく写真で見るのは
実はケニアから撮ったものだそうです。


ウフルピークの登頂証明書

とても遅くなりましたが、今年第1弾のブログ更新です。
私は専門は皮膚科で大学にいるときからアンチエイジングに興味があり、
アンチエイジングを専門にしていますが、
肌はもちろん運動機能、内臓機能など、
すべてのアンチエイジングが密接に絡み合っていて
肌だけとか、脳だけとか切り離すことができないため、
トータルで勉強に励んでいます。
ですから、一見美容皮膚科と関係のなさそうなスポーツの専門医もとり、
今は旅行学会の専門医になるべく学会に入って活動しています。
旅行??
と聞くとはてなかもしれませんが、
この学会は「サファリの旅行医学」というのを
ドイツの医師が講演したのを機に発足されたもので、
世界中のあらゆる国の特有の病気・高山病・
ダイビングによっておこる病気など、
種々のアクティブなシチュエーションにも対応できる専門医です。
スポーツ専門医として、ジムにも行っていますが、
もちろん旅行学会の専門医になるので、
あらゆるシチュエーションを自分でも体感しなくては(笑)ということもあり、
私は、昨年末から今年にかけて
キリマンジャロ山(5985m)を登頂してきました。
しかも、ツアーとか、グループとか何かでなく
一人で行って一人で登って帰ってきました。
行く前に多くの方々に、自殺行為だと言われ、
さんざんやめた方がいいと言われて心配されてしまったので、
途中から言わなくなり、帰ってきてカミングアウトということになりました。
キリマンジャロでは登頂者の記録はいまだに書面で書いて、
サインなので全記録を調べるのは難しいらしいですが、
日本から一人で来て一人で登った女性はいないだろうと言われていて、
現地でも、キリマンジャロの国立公園の管理者の方やガイドさんたちも
聞いたことがないとのことでした。
キリマンジャロの最高峰にウフルピークの登頂証明書と引き換えに
恐ろしいほどの高山病までも実体験して帰ってきました。
通常は頭痛がしたり吐き気がしたリというところから始まるのに
私の場合は一気に、肺水腫の症状が出て、脳浮腫を起こして
意識が混濁して行くというタイプのものでした。
でも、そのおかげというか、
私は一緒に登った現地ガイドや私のポーターさんたち、コックさんたちと、
何か強い絆のようなものができた気がします。

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