新極真空手　世界戦

私は自分もスポーツが好きだったことも
ありスポーツドクターにもなっている分、
多くのスポーツを観戦していますが、
空手にはたまたま御縁がなくて
試合を見に行くことがありませんでした。
しかし、今回世界戦を、あるすごい方が、行けなくなり、
代行として行ってくれないかと頼まれました。
急だったので急いで予備知識だけでもと思い
少し勉強させていただきましたら、
空手は日本でも8万人の方がやっていて、
世界では6000万人以上がやっているということで、
まず、その人数に驚きました。

そして、今回引退になる塚本選手は、
その6000万人すべてがあこがれている、
空手界始まって以来の天才だそうです。
そんなすごい人が日本にいたことにも感動しました。

会場に来て驚きましたが、半分近くは外国の方。
まるで日本ではない雰囲気です。


私の招待席も日本人はほとんどおられずに外国の方ばかりです。
空手というと日本のイメージがあったのでそこでも驚きました。
空手のスポンサーも、厚労省や、財務省など
国を挙げてのスポーツだとよくわかります。
また試合も、ボクシングやK-1の世界戦と違って至近距離で見れます。

最初は何が何だかわからなかったのですが、
隣の方が、やはり、今回の主宰の新極真空手の代表である、
緑健児さんの招待の方で、いろいろ教えていただいてるうちに
わかるようになってきました。
初めての空手観戦にもかかわらず、
塚本選手のすごさは十分わかりました。


塚本さんがバック転状態からの蹴りで決まった直後

余裕の貫録もあり、技もバック転から蹴りとか、
前転で蹴りとかすごい魅せる技を次々出してくるのです。
もちろん優勝で、またもや世界の頂点に立ちました。

また試合の途中にはちびっ子たちの競技があったり、


ハリウッドスターの演部があったりと、
見てる人をあきさせません。

試合終了後は、代行で花束を緑さんと塚本さんに
渡すことになってるのでゆっくりもしてられず、
すぐ祝賀会場に移動です。
ただ、試合直後に連絡があり、花束を用意できずに私に
用意して行ってくれとのこと。でも、私も知らなかったのですが、
日曜日は花市場が休みのせいか、
花屋さんてお休みなところばかりなのです。
交番やお店の呼びこみの人などに聞いて
６軒回って１軒もやっていませんでした。
最後に１軒ホテルの中の日比谷花壇を見つけました。
でも７時近くで、もうお花がすごく少なくなってしまっています。
ほとんど全部のお花を買い占める勢いで
花束２つ作ってもらい終わった時には開演時間のギリギリでした。


祝賀会場多くの著名人や外国の方であふれかえっています。
それぞれ違う方面での有名人であるのと、
外国の有名な方々も多いので、
来てる人たちも誰が誰だかお互いわからずに、
お互い写真をとるのを頼みあったりしています。

祝賀会では１０００人で予約をしていたのですが、
１０００人分の食事をビュッフェで出したら一瞬で
料理がなくなったとのこと。
ただ、外人も沢山食べるし武道家も沢山食べるし、
実際に何人いるかわからないと言っていました。
でも確実に１０００人は超えてるようでした。


そのようななかで、花束を渡すのも普通にどこかで渡すのかと思っていたら、
舞台に上がっての花束贈呈でした。私は全く
そのようなすごい事をすると思っていなかったので
もうちょっとフォーマルにしてくればよかった・・と後悔


でもちゃっかり、写真まで撮っていただきました。
その後も、外人の方々は日本人の有名な方が誰かわからないので
私も花束をあげたので有名なのかと思われ
（ただ単に有名な方の代行なだけなのに）多くの外人に
写真を一緒にとってくれと言われて、何が何だか、
わからない状態になっていました。
きっと、自国に戻ってこの人は誰だろうと
首を後からひねることになるんでしょうね。

後、会場で、違う雰囲気をかもしだしていたのが
着物の女性たち・・・何故違う雰囲気なのかというと
みな日本人かと思っていたら、日本人は一部で
後はやはり外国の方で英語しか話せずに日本語が通じません。
そしてすぐ近くでよく見ると微妙に着物の丈が足首より上だったり、
崩れていたり着方が少し違うのです。


私もこの仲間かと思われたらしく、
着物の方々と対で一緒に写真をとられていました。

こんな素晴らしい空手の天才の試合を見させていただいて、
大変でもスポーツに仕事で関わっていてよかったです。
塚本さんと緑さんのこれからのますますのご活躍に期待しています。