ありがとうから始まる1年
今シーズンも、お正月休みにスキーができました。ほとんどの友人が一人二人とスキーをしなくなり、
女性で周りでしているのは私だけになってしまいました。1年しなかったらずっとしなくなるという
友人たちの声を聞き、せめて1シーズンに1回は行こうと決めてからもう何年も経ちます。
そして、毎年欠かさずに行っています。行くと、自分の体がスキーができる状態であることに感謝します。
普段は当たり前のことなので、自分の健康に感謝などすることがないのですが、スキーに行きマイナス何十度の
中に出て行って、何キロもある板を足につけて、バイク並みのスピードで足だけで滑るという過酷さを考えると、
この年になりまだそれができることに感謝したくなります。
ですから、私の毎年の初めは、多くの人が、神社でする「今年も健康でありますように」というお願い系ではなくて、
「神様か仏様かわからないけれど、健康でいさせてくれてありがとう」という言葉から始まります。
しかしながら、今回は残念なことに、同行者が怪我をしてしまいました。
年々言われている異常気象。それがスキー場などの雪山にも影響していて、山の天候にはこの数年驚かされています。
今年も、私達が行ったところは、雪がずっと降らないで人工雪を圧雪していいたため、雪というより、氷になっていました。
スケートリンクのよな感じです。エッジがしっかり立っているのに、止まらずにザーッと落ちていく感じを初めて味わいました。
こんな雪で足の筋肉はだれもが悲鳴をあげてたのでしょう。ちょっとした小石に乗り上げたとたんにひざの後ろで
ブチッと切れる音がしたとのことです。
そのまま歩くことはできずに杖になってしまいました。あいにく私たちの中に整形外科医がいなかったので、
学生時代の知識をもちよって、肉離れか、腱の断裂か、靭帯かなど話し合いました。
「確か腱が断裂すると下に筋肉のこぶができると言っていたからこぶができないから筋肉じゃないか?」
「筋肉が断裂すると自発痛もあるはずだから、伸ばさなければ痛くないというのはやはり筋肉でなくて腱じゃないのか?」
しかし、結局腱でも筋肉でも、他国でしかもお正月に病院に行っても応急のシップくらいだろうということで、
日本までは私たちの手当てで様子を診ることになりました。準備万端なことに、湿布もサポーターも包帯も、
腫れ止めも消炎鎮痛の座薬までも私が持っていました。
さらには、お正月を開けるまでは、私が、即席の松葉杖をストックで作ってみました。
最初は友人は感動していましたが、現地で、杖を調達できてからはやはり、杖の方が楽だとのことでした。
あたりまえですよね。
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