コラーゲンは摂るべき?摂っても意味がない?

06
09
2008

  なめ猫   なめ猫

 

前回から、書き始めたコラーゲンについてですが、実は(手前味噌で申しわけありません)、

コラーゲンをどうやって増やせるかを一番考えているのは世界中見渡しても自分を超えるものは

いないのではと思うくらいコラーゲンを増やす方法を、常日頃考えています。

これだけ聞くと、変な人ですが、私の中で、一番治してあげたいと思うのが、実は、

ニキビ跡のクレーターや、大きい毛穴開きでした。

しかし、シミなどのように塗り薬やレーザーの機械など、治療するのに使用する材料を先に

与えられてくるのと違い、治療法が何か特別に提示されてるわけでなかった毛穴開きや

ニキビ跡の凹みに関しては、10年ほど前までは、どうにかして完璧にクレーターを治そうと

考えている医師はあまりいませんでした。ですから、試行錯誤しながらも独自にニキビ跡の

クレーターと毛穴開きを治すMethodを確立してきました。そのためにどのようにして、

その凹んだところのみ、または広がった毛穴の中のみにコラーゲンを再生させるため、

いろいろな方法論と臨床成績を加味して常に考えてきました。

かなり完璧に盛り上がるようになってきたとはいえ、まだまだ、人によってはかなり回数の

かかる方もいて、これをどうやって回数を減らしてあげられるか思考錯誤中です。

そんなこともあり、コラーゲンと聞くとつい熱く語ってしまう文面になってしまうかも

しれないのですが、私の専門ともいえるコラーゲンなので、詳しめに書いていってみようと

思います。


体のいたる所にあるコラーゲン。中でもコラーゲンは皮膚に最も多く含まれて、バネのように

伸び縮みするので、肌のツヤとハリが保たれています。

また、水分を保持して、身体が干からびないようにする役割もあります。

このようにコラーゲンは美肌に欠かせない成分なのです。

ただし、コラーゲンは紫外線や、電離放射線、オゾンなどによって発生する活性酸素により

質、量ともに変化します。また加齢によりコラーゲンの合成が低下してしまうため、

分解される量が合成される量を上回り、その結果として、しわやタルミという皮膚の老化が

起るのです。

 

そこで、コラーゲンをとったほうがいいというのはお解りになったと思いますが、巷では、

コラーゲンをとってもそのコラーゲンがそのまま皮膚に行くのではないし、軟骨に行ってくれる

わけでもないから意味がないと言われていることがあります。

これは半分あっていて半分間違いです。

 

まず確かにとったコラーゲンがそのまま皮膚や軟骨などの器官に運ばれていくわけではない

のです。摂ったコラーゲンは消化されて、アミノ酸にまで分解されて、アミノ酸になって

体の各器官に運ばれて活用されていくのです。

分解されたアミノ酸は皮膚に行って、また、皮膚でコラーゲンに合成されてくるのです。

ですから、結論としてはやはり、コラーゲンはしっかり摂った方がいいのです。

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