一番のごちそう
6月はいつも、母の誕生日と父の日が重なる。今年は、母と父と一緒に、陶芸と、お皿のペインティングという、芸術三昧になった。しかし、
よく見ると陶芸の方は、通常コップとか茶碗などを作る人が多いのに、手前の漫画チックなミミズク?は父が・・・奥の猫は私が・・そして
どちらも共通項として、ミミズクは帽子が蓋になった容器で、ネコは首から上が蓋になった容器・・・やっぱり親子なのかなあと変なとこ
ろに、共通点を見出してました。
最近では、食事の話というと、健康を考えて、ローカロリーで、油もあまり使わずに、砂糖も塩分も抜いて
そして、この食材に入っている栄養成分が何と何で・・・と、食事というより薬剤のような感じになって
きているパターン。
もう一方では、ミシュランの3つ星レストランが話題になるように、本当に食材のよさを追求するパターン。
の主に2極化になっている気がします。
油も使わず、栄養がこんなに豊富でという注釈がつくと、特に女性はお得感というか、いい食事をした気に
なります。また、上の上の上の次元で、この肉のほうがちょっとだけ肉汁も包み込まれていてジューシーで
とか、この刺身のほうがわずかにこりっとした感じがあって新鮮さが上だとか、究極を求めるために、
わずかの味の差でも上のものを味わうために、何倍もの値段をかけて食べたりしている人たちもいます。
それはそれでいいとも思いますし、現に私もここが一番○○はおいしい店とか言われるところにいって
舌鼓をうっています。また、カロリーオフのアイスクリームを食べたりもしています。
でも、私の中で一番おいしい極上の食事だと感じるのはスキーをしているときと、登山のときの食事です。
ちんけな自分で結んだおにぎりが最高においしく感じます。
なにが違うのかというと、目や、脳が欲したり、ルーチンのいつもの食事の時間だから何となく食べると
いうのではなく、本当に身体が疲労して、体全身で、エネルギー源を求めてるとでもいうのでしょうか。
そんな時には食べた物がはじからエネルギーに変わっていき、力がみなぎってくる感覚を覚えます。
高級なものを食べに行って舌の上でおいしさを分析しながら感じるおいしさと異なって、全身で身体が
食べ物を欲しがっているときの食べ物はこの上なくおいしいです。
でもこんな時に栄養成分は等と考えている余裕もないので、やはり、現代人としては、その後、足りない
ものをサプリメントでとるのが新しい常識になりつつあるのかもしれません。
ということで、サプリメントの栄養補助にまたコラーゲンの話を少ししたいと思います。
たるみが気になる方は当院でもとても多く、ちょっとでも食べ物やサプリメントで改善できることなら
したいという方も多く、先生のお薦めのコラーゲンはありますか?と聞かれることも多くあります。
コラーゲン自体は、大別すると、動物性のコラーゲンと魚由来のフィッシュコラーゲンの2種類です。
両者の違いというと、
フィッシュコラーゲンとは、魚の皮や骨、鱗などから取れるコラーゲンのことを言います。魚を煮たとき、
煮汁が冷えた時に、ぷりぷりとしたゼリー状の柔らかい固まりが出来ますよね。あの煮こごりと言われて
いるものが、フィッシュコラーゲンです。
動物性コラーゲンは、ヒドロキシプロリンというアミノ酸が多く含まれており、ヒドロキシプロリンには、
コラーゲンの三つ編み構造を保つ働きがあり、食物として摂取した場合、消化に時間がかかります。
しかし、フィッシュコラーゲンには、このヒドロキシプロリンが動物性コラーゲンと比べて、50〜70%
しか含まれていないので、コラーゲンの組織が解けやすく、食物として摂取した場合に消化吸収されや
すいのです。
そのほかにも、動物性コラーゲンは脂質が高く高カロリーですが、魚由来のコラーゲンは脂質が少なく、
サプリメントとして摂取する場合でも、カロリーを気にせずに必要量を補うことが出来ます。
更に、動物性コラーゲンは、性質上どうしても独特の臭いや味が気になってしまいがちですが、魚由来の
コラーゲンは、臭いがほとんどないので、摂取しやすいのです。また、魚由来コラーゲンは、タンパク質を
分解しやすく、消化吸収性に優れており、他の食材を一緒に取ることで、栄養源の相乗効果を期待すること
も出来るのです。
ですから、個人的には特にカロリーを気にする女性にはフィッシュコラーゲンを勧めさせていただいています。
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