クリニック改装
05
23
2011
前から改装をしたいとは思っていましたが、
１カ月近く休診にしなくてはならないということでできなかった改装ですが、
２回に分けて今回無事に完了しました。
改装中は、折角神様が下さった休日なので
日本旅行医学会正会員の私としてはやはり、
今回も高山関係で、ヒマラヤ山脈に囲まれたブータン王国に行ってきました。
ブータンは九州よりやや大きい国土に、
標高200〜7000メートルの山々が連なる人口67万人あまりの仏教国。
ほとんどの人が名前は聞いても
そこはどこ？？っていう感じですよね。
でも、これを聞くとわかるかな？
ブータン王国は幸福度を測れる指標
（幸福度指数、ＧＮＨ「Gross National Happiness」）で、
国民の９５％が幸福だと思っているという
「国民総幸福量GNH」が世界一の国です。
でも経済的な事を言うと、国民の平均年収は１０万円もいかないし、
経済指標のGDPは、日本の２０分の１だそうです。
どうして日本人は幸せを感じれないのかというと、
日本人はお金、物を中心としていて、
お金を追求すればするほど人の心は満足できないようになっている
らしいのです。
ですから、幸福は持っているもので十分と考えることがカギみたいですね。
後、ブータンの人たちは殺生を一番嫌います。
だから、ブータン１高級ホテルで、食事にハエが止まっても、
自分の肌に蚊が止まって血を吸っても殺すことはしません。
また、田舎の方で鶴の越冬地であるガンテという場所では、
電気がない生活と、電線をひいて、
鶴が電線に引っ掛かって越冬できなくなる・・
鶴のいなくなる生活どちらを選ぶとなった時に、
全員が電気のないままの不便な生活を選んだらしいです。
何か、発展とともに日本人が忘れてしまったもので、
実は宝だったものを思い出させてくれるような国でした。
ガンテの鶴です
スクールバスです。
ブータンの子供たちの着物に似た民族衣装の制服はとてもかわいいです。
この格好でスポーツでもなんでもしています。
子供たちの笑顔を見ていると、
これが子供らしい笑顔なんだと気づきます。
数え切れないほどの寺院が国中にあります。
各地の中心の最も大きい寺院はゾンと呼ばれますが、
この、プナカゾンが最もきれいです。
ムンクと呼ばれる僧侶。
世界で唯一首都にさえも信号機のないブータン王国。
人が信号機の代わりに交差点では交通整理しています。
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